基準タイム改定第4版

このたびファクター分析で使われているスピード指数の基準タイムの改定を行いました。

【考察】

今回の改定はリニューアルに準じてというわけではなく、旧サイトでお分かりのように、スピード指数の精度が落ちてきたことと、サンプル数の少ない改装後の阪神競馬の開催が終了したことが主な要因です。旧サイトのファクター分析では軸馬◎〜▲の連対率、3着内率が落ちはじめ、代わりに△馬の台頭が目立ち始めました。開幕1〜2週の間は評価順に収まる傾向がありますが、開催が進むにつれてこの傾向がいっそう強まります。これはスピード指数算出の心臓部にあたる基準タイムのズレが主な原因です。競馬は馬場状態やレースレベルあるいはペースによってタイムの出方が変わってきます。前回の改定から現在までのレースを分析しこの傾向を把握して慎重に基準タイムを改定する必要があります。前基準タイムはやはりというか、主に阪神競馬のタイムにブレがありました。想像していたよりかなりゆるい基準タイムとなっており、阪神競馬出走馬の能力(指数)が過大評価されていた傾向があります。他場に比べて、改装後の阪神競馬は圧倒的にレース数が少なく基準タイムを定めるにはかなりの決断力を必要とします。実際に算出したタイムが実践に沿うタイムであるかはまだまだ信頼がおけません。今回一応改定となりましたが、多少の主観をまじえ厳しくタイムを決定いたしました。その他では京都の1000〜1400mも多少ゆるい傾向がありました。さらに小倉、中京、福島の長距離レースでこの傾向が目立っていました。また、芝、ダート別では芝の基準タイムにブレが目立ていました。以上の点を改定した基準タイムを今後適用いたします。

トラック指数(馬場指数)の再算出

基準タイムの改定により、2007年〜現在までのトラック指数(馬場指数)を再算出いたしました。ファクター分析のスピード指数算出期間、および評価期間は2007年1月から現在までとなり、それ以前のスピード指数は算出されませんのでご了承ください。

2008年5月2日中央競馬WEB競馬新聞 吉馬 編集部