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推奨馬番はそれぞれの指数の上位馬から抽出される。「SP信頼」と「SP調整」は基軸(中心)の予想ファクターである。この2つの指数上位馬が馬番フォーメーションの中心となる。SP信頼は近2走の当該スピード指数の平均である(ただし、過去に当該スピード指数が1走しかない場合は1走の指数となり、無い場合は算出されない)。この指数が高いということは、今回のトラック条件で近走高い能力をマークしているということだ。すなわち今回の条件でも好走する可能性が高く信頼が置ける馬となる。SP調整は今回のトラック条件の直近のスピード指数を、今回の負担斤量で調整した指数である。前節でも触れたが、斤量はスピード指数に及ぼす影響は大きい。直近のレースを今回の斤量を考慮することによって、より実践的なスピード指数へ変貌するのである。さて、この基軸の予想ファクター、ポイントとしては「近走を重視する点」と「斤量と当該トラック条件を考慮する点」。この2つのプラスアルファが基軸の予想ファクターに据えた大きな要因である。なお、2歳戦と3歳未勝利戦の基軸の予想ファクターは「SP調整」のみとなる。
一方、「SP最大」、「先行力」、「末脚力」は補正の予想ファクターである。補正の予想ファクターは競馬を全体で見るスピード指数とはちがい、競馬を部分で見る指数である。すなわちその馬の特色が表れる指数だ。たとえばスピード指数が低くても、先行力や末脚力が高い場合は、レースレベルが低いとき、あるいは上がり勝負になったときに台頭する。この場合、スピード指数では推奨馬番対象にはならなかったが、先行力、末脚力では対象となるのである。SP最大は前記2指数とはことなる。最大値はその馬のフルの力であり、半年以内(紙面では5走内が対象になってしまうが・・)に収まっていれば再び能力を発揮する可能性がある。1走、2走前であればさらに期待が高まる。指数の高さと示された時期が問題となる指数であり、近走を重視する基軸の予想ファクターには信頼度で劣るが、重要な能力指標であることは変わりない。
実際の推奨馬番抽出の過程を見てみよう。抽出はまず、基軸の予想ファクター上位の馬から行われる。基軸の予想ファクター上位馬の抽出頭数はトラック条件、距離、レースレベル、予想ペースによってことなる。しかし、基軸の予想ファクター上位3頭はトラック条件、距離、レースレベル、予想ペースとは無関係に必ず抽出され◎○▲の評価が与えられる。以下、先の条件によって△が抽出される。次に、補正の予想ファクター上位馬が抽出される。予想ファクターの優先順位(先行力か末脚力かあるいはSP最大を優先するか)や抽出頭数は基軸同様、トラック条件、距離、レースレベル、予想ペースによって異なる。このように、まず基軸の予想ファクター上位馬が優先抽出され、条件によって補正予想ファクター上位馬が抽出されていく。補正の予想ファクター上位馬は条件によっては抽出されない場合もある。なお、複数の予想ファクターで最上位の馬もいるが、その場合はダブって抽出されることはなく、順次上位の馬から抽出される(重複馬番の馬券はありえないので当たり前だが)。
以上、少し複雑だったかもしれない。このあたりは持論が入ってしまっているので、賛同される方もそうでない方も読みにくいところであると思う。
推奨馬番の抽出が完了した。いよいよう馬券フォーメーションを決定する。これは後述する「レース短評」とも関係するのだが、予想ペースや、レースレベル(SP上位馬平均とクラス別の標準SPとの差から算出)、および軸馬のSPと上位馬のSPとの指数差、上位馬のSPと全頭のSPの指数差から決定される。簡単な例を上げると、予想ペースがハイペースで、レースレベルが高く(指数差がプラスで数値が大の場合)、上位馬と全頭平均の指数差に開きがある。また軸馬と上位馬の指数差は僅かである場合、レース短評では「上位馬拮抗」レースと評され、馬券種は「馬連」、馬番フォーメーションは◎○▲のボックスと、◎○から△への流しが推奨される。ペースが速く、レースレベルが高い場合は、比較的指数上位馬ですんなり決着する場合が多いことと、軸馬(◎馬)と上位馬(○▲馬)の指数が僅かであることから、この3頭の力は拮抗し、予断をゆるさない状態である。よって◎○▲のボックス馬券が本線として、◎○から△へ馬連の流し馬券が押さえとして推奨される。
「レース短評」とは予想ペースやレースレベル、指数差などからレースを一言で評することである。以下にパターンとその説明、採用する馬番フォーメーションを示そう。(予想ペースやレースレベルの組み合わせによって異なる場合があります。)
「軸馬鉄板」
◎の指数がズバ抜けており、ほぼ負けないと判断できるレース。◎からの馬単流しを推奨
「軸馬不動」
◎の指数が抜けており、ほぼ連に絡むと判断できるレース。◎からの馬連流しを推奨
「順当」
◎と○▲の指数差に開きがあり、○▲と全頭平均の指数差に開きがあるレース。◎○▲の馬連ボックスと◎から△への馬連流しを推奨。
「上位馬拮抗」
◎と○▲の指数差が接近しており、○▲と全頭平均の指数差に開きがあるレース。◎○▲の馬連ボックスと◎○から△への馬連流しを推奨。
「二強台頭」
◎と○の指数が抜けており、◎と○の指数差が接近している。◎○から▲△への馬連流しを推奨。
「混戦波乱含み」 「力量拮抗」 「波乱必至」
◎と○▲の指数差が接近しており、○▲と全頭平均の指数差が接近しているレース。「波乱必須」は◎と全頭平均の差が極めて接近しているレース。◎○▲△△の馬連ボックスと、◎〜下位△への馬連流しを推奨。
予想ペースは先行指数の上位馬平均から算出する。出走頭数が7頭以上の場合は先行指数の過去2走の平均が上位の馬5頭の平均をとり、クラス別の標準先行指数との差で予想ペースを推測する。7頭未満の場合は、(頭数−2)頭の先行指数上位平均をとる。
予想ペース=「先行指数上位馬5頭の平均(先行指数は過去2走の平均)」−「クラスの標準先行指数」
これより、数値がプラスになればハイペース気味になる。逆にマイナスになればスローペース気味になる。
最後までお付き合い頂き感謝の一言である。これでも分かりやすく簡潔にまとめたつもりであるが、はたしていかがだったろうか?ご理解頂けただろうか?少なくとも前紙面よりは予想精度、ビジュアル面で確実し進化したし使いやすくなった。是非隅々まで活用してほしい。スピード指数履歴紙面や、指数一覧表だけでもかなりの精度で予想できるはずである。さらに推奨紙面で「先行力」、「スピード指数信頼値」、「スピード指数調整値」、「スピード指数最大値」、「末脚力」と各指数毎に評価がある。これらを自分なりに組み合わせて十分レース検討もできるだろう。だが、もし今ご一読頂いて、ファクター分析推奨の理論に興味を持ったなら、是非、ファクター分析推奨馬番で勝負してほしい。もし勝利できたなら本当にうれしい。これぞこのサイトを製作した目的、編集者冥利につきる出来事なのである。と言っておいて、外れても何の保証もありませんが・・・。
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